「自分一人で子育てするのは不安だけど、どうやってサポートしてもらえばいいの?」
「家族のお世話に忙しくて、自分のことどころじゃない」
「周りを頼るって具体的にどうやるの?」
この度リクエストをいただき、頑張り屋で人に頼るのが苦手なママに向けて、【ママのためのサポートブック】を作りました。
ママのためのサポートブック
突然ですが、「サポートブック」って聞いたことありますか?
私もつい最近まで知らなかったのですが、
サポートブックとは、障害などを持つ子どもの親御さんが、お子さんの特性と必要なサポートを学校の先生たちと共有するためのもの。
小学校入学にあたり、多くの障害児ママはこのサポートブックを一生懸命書きます。
担任の先生に、我が子の「苦手なこととその対処法」を理解してもらって、子どもが学校生活を少しでも楽しめるようにとの思いで、一生懸命作成するのだそうです。
【ママのためのサポートブック】は、そんな障害児ママの声から生まれました。
ママのためのサポートブック誕生秘話
どんな声でしょうか?
子どものサポートブックを一生懸命書きながら、ママはこんなことを思ったそうです。
「いいなあ。こんなにたくさん自分の得意なこと不得意なこと書いてもらえて」
「いいなあ。こんなに丁寧にサポートの仕方について説明してもらえて」
「いいなあ。こんなに自分のことをたくさんわかってもらえていて」
「私も欲しい!」
「私だってサポートしてもらいたい!!」
「私だって苦手なこといっぱいあるーー!!!」
こんな切実な声がわたしのところに飛び込んできました。
このお話を聞いた時、
ママこそサポートブックが必要!
ママが自分のためのサポートブック作って、まわりにサポートしてもらえるようになったら、子育ての悩みは劇的に減るはず!
と強く思いました。
どんなお悩みにも共通する、現代の子育ての最大の問題は
ママ1人の手に、育児の負担がかかり過ぎていることだからです。
ママってそんなに万能なの!?
最近は社会での障害理解が進み、「それぞれの子どもの個性に合わせた教育をしよう」ということは以前と比べて浸透してきました。
でも、一方で「母親」に対してはどうでしょうか?
いまだに「ママ」は、”子どものためなら何でもできる人”と捉えられてないでしょうか?
「それぞれのママの個性に合わせた子育てをしよう」ということはあまり聞かないですし、
自分を含めお子さんの支援する人は、お母さんに「こうしてみてください」って簡単に要求してしまいがち。
”母親万能説”って根強いなあと感じます。
本当は、ママだって凸凹だらけの生身の人間です。
障害児ママに限らず、子どものお世話をする全てのママ、
そして、目の前の子どもや大人のお世話をする援助職の皆さん、
人のサポートばかりして、自分のことが置いてけぼりになっていませんか?
目の前の子どもや大人に「得意不得意」があるように、
あなたにだって「得意不得意」があり、
効果的なサポートの仕方があるはず。
もし、
「自分のこととなるとよくわからない」
「そんなこと考えたこともない(考える余裕もない)」
「人に助けを求めるのは苦手中の苦手!」
そんな方がいらしたら、ぜひこのワークショップに参加して、自分のためのサポートブックを作ってみてください。
周りから助けてもらいながら、自分を大切にできるようになる。
そんな未来に向けた大切な一歩になると思います。
ワークショップの内容
対象子育て中のママ2人~10人くらい
時間90分(ワークとトーキングタイム)×2回
講師須山智子(臨床心理士・公認心理師)
1回目 (90分) | 2回目 (90分) |
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・アイスブレイク ・プロフィール ・ライフヒストリー ・ストレスチェック ・自分のストレスの傾向って? | ・サポート資源のたな卸し ・心理テスト ・トリセツ作り ・まとめ ・シェア |
料金
講師料:16,500円(税込み・90分×2回分)
日時
- 2021年7月~2021年12月までの平日
- 9:00ー17:00の間
※同じ日に2回実施することも可能です
場所
- オンライン(zoom)
- 会場開催(場所についてはご相談ください。講師の最寄り駅は武蔵小杉駅です)
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