プロフィール
須山ともこ(すっちー)
1980年12月生まれ。埼玉県出身。
臨床心理士・公認心理師/ライフコーチ/カウンセラー
専門分野:パートナーシップ、子育て、職場の人間関係。
大学院で臨床心理学を学び、臨床心理士の資格を取得し、EAP企業と総合商社の二か所で5000件以上のコーチングとカウンセリング、100件以上のセミナーを提供。
2度目の出産の後、子育て支援を広く届けるために独立。
子育ても仕事もまわりとの人間関係がすべてと気づき、現在は心理学とコーチングの力を使って、「まわりが味方になる人間関係」を築くサポートを提供している。
ベネッセたまひよオンラインでコラム取材協力。
日々のこと(ブログ) → https://ameblo.jp/beco-sfa/
経歴
はじめまして、ライフコーチの須山智子(すやまともこ)と申します。
私は現在「まわりが味方になる人間関係」をコンセプトに、コーチングやカウンセリング、セミナーなどのお仕事をさせていただいています。
こうしてこのサイトを訪れてくれた方に、「こんな考え方があるんだ!」「この記事を読んだら希望が出てきた」と、新しい発見や、前向きな気持ちを提供できたらと思っています。
職場の人間関係、夫婦関係、親子関係に疲れた時、自分が一人ぼっちに思えた時に安心感を思い出していただけたらと思って運営しています。
ここでは、私がなぜこのようなお仕事をするようになったのか、私自身のことについてお話したいと思います。
【人生を通して、人間関係作りに悩んでいた】
私の家は母が非常に厳しい人で、怒られないように、機嫌を損ねないように、いつも気を遣ってびくびくしていました。父が転勤族で引っ越しが多く、小学校ではいじめもあり、新しく友人を作るのも苦手、親しい友人を作るのも苦手でした。
勉強をしていれば、母の機嫌もよいし、クラスでの居場所もできたので、勉強ばかりしている子ども時代。
卒業アルバムを見ると、暗い表情で不自然に笑っている自分に切なくなります(笑)。
そして、大学生の時、父が癌で急死。
家族で唯一の安心できる相手だった父がいなくなってしまい、私は急激に不安定になりました。
生きる意味を考えるようになり、一度は一般企業に就職しましたが、もともと興味のあった心理学を学ぶため、会社をやめ大学院に社会人入学しました。
【臨床心理士の道へ】
大学院で臨床心理士の資格を取得。卒業後は企業にメンタルヘルスサービスを提供する会社に就職し、一日6~10件のハードな心理相談業務に没頭しました。
相談内容は、職場の人間関係から、恋愛、家族のこと、ご近所トラブルなど、よろず相談でしたが、仕事が楽しくて楽しくて「これが私の天職!」と思っていました。
【結婚・出産を経て、ワーママ・ワンオペを経験】
そうこうしているうちに、結婚出産しワーキングマザーになりました。
夫は出張が多くほぼワンオペです。
仕事も楽しいし、子どもも可愛いけど、体と心がついていかないほど大変な毎日。
心のことをこんなに学んできたのに、それでもうまくいきませんでした。
夫婦関係も自分のメンタルも悪化、子どもに八つ当たりして自己嫌悪に陥る毎日に「このままではだめだ!」と働き方を変えるため、総合商社の社内相談室に転職。
時短かつ週4勤務というかなりゆとりのある働き方になったにもかかわらず、土日になると体が動かないという状況が続きました。
働き方を変えても、大変さは同じ。
これまでを振り返ってみて、私は仕事も育児も「ちゃんとしなきゃ」「しっかりしなきゃ」の罠にハマっていることに気づきました。
我ながら、本当に真面目で不器用。どれも手を抜けない。自分を責める選手権があるならトップを狙えると思うくらい自責が大好き。
でも、周りを見渡すとそんなママたちが身近にいっぱいいました。
みんな魅力的で有能で、精いっぱい頑張ってるのに「ダメだ」「足りない」と自分を責めるか、夫を責めるか、会社を責めるか、何かを責めてる。そしてヘトヘトに疲れてる。
もちろん外ではちゃんと笑顔をキープしているのでその大変さに誰も気づきません。
そのことに気づいたとき、「こんなに素敵で努力しているママたちがこんな大変な状況はぜったいにおかしい!!」と、子育て中の女性を支える決意が生まれました。
【「頑張らない子育て」の追求】
「頑張らない子育て」ってよくネットで見かけるし、過剰適応(頑張りすぎること)でメンタルが崩れることは仕事がら身に染みてよくわかっていました。
でも同時に「私が頑張らないで一体どうしたらいいのよ!?子どもが死ぬでしょ!」と心の中でブチ切れてもいました(笑)
でも、どうにも体が動かなくなったため、仕方なく「頑張らない子育て」を自分で追及してみることにしました。
ドキドキしながら家事サービスを利用したり、夫に気持ちを打ち明けたり、まわりのママ友に本気の弱音を吐いたり助けを求めたり。
そんなことをしているうちに、どんどん心と体が楽になっていったのです。
そのプロセスと自分の心の中を赤裸々にブログに綴り、ママの心をサポートするサービスを少しずつ提供し始めると、「読んでるだけで救われた」「すっちーさんと話して楽になった」「夫婦関係がよくなった」という嬉しいお声をいただくようになりました。
【フリーランスとして活動】
会社での心理相談業務では、どうしても時間と仕事に裁量と余裕のある方が多く利用されます。
つまり会社の偉い人ですね(笑)。
時間に追われるワーママや派遣や子会社で働く女性はなかなかサポートすることができません。
そのことが耐えられなかった私は、フリーランスのライフコーチになることを決意。
忙しい女性がいつでもどこでも利用できるオンラインのコーチングを提供しています。
「まわりが味方になる」とは、そのままの自分がまわりに受け入れられるということです。
つまり、頑張らなくても、ちゃんとしてなくても、自然体のままでまわりの人と深くつながれる状態です。お互いに安心できて、無理なく助け合うことができます。人間関係の余計な部分に力が削がれないのですごく楽。
本当の自分を隠して、強がって、イライラして、自分が嫌いで、まわりの人と深い信頼関係を築く方法を知らない人、そんなことできないと思っている以前の私と同じような人は、世の中にたくさんいると思います。
私は、そんな人のお役に立てたらと思って活動しています。
このサイトが私と同じように、子育てや夫婦関係、働き方について悩んだり、不安だったりする人にとって、安心できる場所になれたらとっても嬉しいです。